校長挨拶

 ご挨拶

                                                                                            校長  鈴 木  究(きわむ)


 北海道帯広柏葉高等学校定時制課程のホームページをご覧いただきありがとうございます。


 本校定時制課程は、昭和25年に北海道帯広柏葉高等学校と改称、定時制課程が設置され、普通科・建築科・商業科各1学級の計12学級でスタートしました。幾度かの改編を経て、現在は普通科1学級の計4学級となり、昨年は創立70周年記念のメモリアルイヤーを迎えました。

 本校は、十勝管内唯一の夜間定時制高校です。定時制課程は、戦後働きながら学ぶ人のために制度化されましたが、社会や経済状況の変化に伴い、働きながら学ぶ人の数が減少しています。近年は、高校を再チャレンジする人、時間的に余裕をもって学びたい人や、今まで高校教育を受ける機会がなかった人など、いろいろな動機をもって入学しており、年齢も幅広い層から入学しています。

 学習に関しては、基礎・基本の定着を目指し、個々の学習状況を確かめながら「わかる授業」の実現に努めています。生活に関しては、個人面談をはじめとして、様々な活動において、教員と生徒、生徒相互のコミュニケーションを大切にしています。互いに理解し合うことを出発点に、豊かな人間性を育む教育を目指しています。進路に関しては、キャリア教育の視点から卒業生講話や進路発表会を実施するとともに、生徒の適性に応じた指導を心がけながら、進路実現をサポートしています。

 また、定時制課程は4年間で卒業することが基本ですが、本校では、平成26年度から北海道有朋高校(通信制)の科目を併修し3年間で卒業することが可能になっています。

 今年度も、保護者や地域の皆様から期待され信頼される学校づくりを目指し、生徒一人一人に寄り添ったきめ細かな指導に心掛け、教育活動のより一層の充実に努めてまいります。今後とも本校へのご支援とご協力をよろしくお願いします。


                                  令和6年4月

 
帯広柏葉高校 定時制の沿革(抜粋)
1950(昭和25)年高等学校統廃合により北海道帯広高等学校と北海道帯広商工高等学校と
帯広市立工業高校が統廃合し、北海道帯広柏葉高等学校と改称   
定時制課程:普通科1間口 建築科1間口 商業科1間口 計12学級
1956(昭和26)年商業科が帯広三条高校へ移管 普通科1間口・建築科1間口 計8学級
1963(昭和38)年建築科募集停止 普通科単置2間口となる
1992(平成 4)年 
普通科1間口減(1学年1学級) 入学定員40名
2003(平成15)年 
全日制80周年・定時制50周年記念式典
2013(平成25)年全日制90周年・定時制60周年記念式典

 詳細は、全日制のHPに掲載されています(こちらをクリックすると開きます)